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NPO法人「住環境の騒音・振動・低周波音を考える会」
(略称「NPO法人住環境騒音SOS」)
公害苦情の解決の方法
(手順、注意点)
ー 騒音、振動、低周波音の問題で困っているときに解決に向けての方法 ー
日常生活でご近所とのつきあいを大切にし、コミュニケーションを十分 にとれる状態にしておくことが大切です。
音などで悩んだときに、早い時点で穏やかに音源側の人と話し合いをす ることです。音源側の人は気が付いていないことが多いので、自分の家に上が ってもらって聞いてもらいます。解決策について、じっくり話し合うことです。
騒音・振動・低周波音などの公害は地方公共団体の管轄となっていますので 、測定をお願いして下さい。小さい市町 村の場合には、専門の方がいないことが多いので、粘り強く困っている状況を 話して理解してもらって下さい。
音源側の人との話し合いに必要であれば、地方公共団体の担当者あるいは地域 によっては、町内会長さんが入ることがあるかもしれません。コミュニケーシ ョンが欠如した現代は、話し合いが難しくなっていますので、第3者に入って もらうことは大切です。
騒音、振動、低周波音も物理現象の一種です。本を読むなどして、その 科学的な理解を深めて下さい。客観的な知識を持つことは話し合いをスムース に進めるために大切です。
対策については、知識と経験が要ります。必要な場合に専門家に聞くな どの方法を考えて下さい。
以上の方法で解決しないこともたくさんあります。解決しない場合の方 法として、各県の公害審査会への公害調停を依頼をする方法があります。裁判 と違って決定権はありませんが、専門家も入って話し合いが行われますので、 解決策を合意できる可能性があります。
総務省の機関である公害等調整委員会へ訴える方法もあります。ただし 、この機関への訴えは、条件がありますので、よく調べて下さい。
裁判に訴える:この方法は法的な効力はありますが、裁判費用、弁護士 費用等を考えると個人での訴えは難しいと思われます。
また、以上の方法で、必ず解決できるとは限りません。粘り強く話し合いを続 けることが必要となります。
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